大会に出れるように、タスクの内容をちょっと詳しく理解しよう!

前の記事≫大会(パイロンレース)のイロハ。

前回は「大会(パイロンレース)のイロハ。」というテーマで、JPAで開催されている大会に関する基本的なことについて説明しました。
今回は、実際に大会に出てタスクを回るために、タスクの回り方と基本ルールに関して説明したいと思います。

目次

サンプルタスクと内容

サンプルタスクは八方エリアで作ってみます。

タスクボードに表示される主なデータは、

タスクの種類 ゴールレース

スタート方式 一斉スタート

タスクの内容:

テイクオフ D74 → B17 SSS 1000m Enter → B17 → B13 → B31 → D74 → A58 ESS 1000m → ゴール A58 400mシリンダー

タスク距離:実距離 26.7km、中心間距離 30.2km
※実距離、中心間距離などの言葉は書く人によって変わりますが、意味は2種類で同じです。

シリンダー半径 400m

ウィンドオープン 10:00

ウィンドクローズ 12:00

デパーチャーオープン 11:00

タスククローズ 16:00

こんな感じです。

それをマップで見ると↓
説明用サンプルタスク

内容の説明

黄緑の円がターンポイント、赤の円は「SSS」もしくは「ESS」。

シリンダー半径が400mと書かれているので、特に指定がないターンポイントは全て400mシリンダーとなります。(黄緑の円)

SSSはStart Speed Sectionの略。このシリンダーラインがスタートラインとなる。
ESSはEnd of Speed Sectionの略。このシリンダーラインがタイム計測終了ラインとなる。ゴールシリンダーとは別なので注意!

テイクオフ

ウィンドオープンの時間がテイクオフ開始時間。

ウィンドオープン後にそれぞれの大会ルールで定められたスタート順でテイクオフしていく。

ちなみに、八方の大会の場合は全員があらかじめセットアップしておける広さがあるので、前の方に広げた人から順番にテイクオフしていく。

スタート

スタートラインの通過方法には2種類あり、シリンダーの外から中に入る「Enter」とシリンダーの中から外に出る「Exit」。

今回のタスクはゴールレースで一斉スタート。スタートはEnterなので、「デパーチャーオープン」である11:00以降にターンポイントB17の1000mシリンダー(SSS)の外から中に向かってスタートラインを切ることになる。

デパーチャーオープン時間よりも前にスタートラインを通過してしまうとフライングとなってしまうので注意!!

しかし、もしも時間前に通過してしまった場合でも、デパーチャーオープン時間後に再度スタートラインを通過し直せばOK!!

なのでスタート時間まではどこを飛んでいても大丈夫。

ゴールレースではタイム計測はデパーチャーオープン時刻に全員開始されるので、なるべく高い高度でデパーチャーオープン時刻ピッタリにスタートラインを通過することを目指して空中待機することになる。

タスクを回る→ゴール

無事にフライングすることなくSSSを通過できたら、次はそのまま1つめのターンポイントである「B17の400mシリンダー」を通過する。

そのまま順番に「B13 → B31 → D74」を400mシリンダーで通過していこう。

そして、「A58 ESS 1000m」を通過するまではタイム計測があるので全速力!

ESSを通過すれば、あとは時間は関係ないので、ゆっくりと安全に「ゴール A58 400mシリンダー」に向かい、しっかりとゴールシリンダーに入ってからランディング。

 

これでタスクの回り方までバッチリ!

早速大会に参加してみよう!!

次回は「パラグライダーの大会に参加してみよう!申込み~当日受付」!!

続き記事≫パラグライダーの大会に参加してみよう!申込み~当日受付

 

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