アエロタクト社で昨年から新しく取扱いが始まった『XC Tracer』のご紹介です。
XC Trackによるスマホ/タブレットの普及
近年、androidの無料アプリ「XC Track」がかなり普及して、たくさんの方がスマホやタブレットをフライトコンピューターとして利用しています。
XC TracerやらXC Trackややこしいですが。。。
スマホ/タブレットは安く手に入るし、XC Trackとのコンビネーションは使い勝手もいいし非常に優秀ですが、電池の持ちがイマイチなのが弱点かな。
あとは、俗に言う格安スマホ/タブレットってやつは内臓されているGPSセンサーがしょぼくて精度が悪かったりもします。
普段のフライトでは困ることも少ないですが、大会やクロスカントリーフライトには実用性や信頼性がイマイチだったりします。
格安スマホ/タブレットの弱点をカバー!単体でも便利!
この2つの弱点をカバーしつつ、それ単体でも便利に使えるのが今回ご紹介する『XC Tracer』。
必要最小限の機能とその機能の高性能さが売りの軽量コンパクトボディ。
XC Tracer ¥38,000(税別)
- サイズ:57.5mm×57.5mm×20.5mm
- 重量:61g
【仕様】
- タイムラグのない上昇率/下降率の通知
- BLE4.0による携帯電話/タブレット/電子書籍リーダーへのデータ転送
- Android/iOSの対応アプリ多数
- IGC/KMLロガー
- ごく簡単な操作
- ドラッグ&ドロップでファームウェアの更新可能
- www.xctracer.com上のトーンシミュレーターを使用して詳細な音の設定が可能
- 9-DOF IMU、GPS、BLE、MEMS圧力センサーといった最新鋭の電子機器を搭載
- 満充電のバッテリーで最低14時間駆動
液晶画面等は無く、ボタンも1つだけ。
基本的設定はPCと接続して行い、実際に使うときはボタンでの電源のon/off。
あとはビープ音とLEDランプの点滅の間隔等で表示してくれます。
Bluetoothで簡単接続
以下、Bluetoothでスマホ/タブレットと接続してXC Trackで使用するための準備をざっとご説明。
赤いボタンをビープ音がするまで長押しすると電源ON
オレンジ色のLEDランプが1秒間に2回ほどの間隔で点滅していますが、GPSを補足すると再度ビープ音が鳴り2~3秒に1回の間隔での点滅に変わります。
スマホ/タブレットのBluetoothをON
すると使用可能なデバイスに「XC-Tracer」が表示されます。
あとはこいつをタップしてやればペアリング完了。
機種によって違うと思うので、分からない場合はご自分でググってください。
XC Trackを立ち上げて設定画面へ
設定画面を開くと、「接続とセンサー」という項目があるのでこれをタップ。
「外部センサー」として設定
Bluetooth接続をした外部センサー「XC Tracer」をXC Track内で使うように設定してあげたいので、「外部センサー」をタップ。
「ブルートゥースセンサー」をタップ
「XC-Tracer」を選択
ペアリングできていればここに「XC Tracer」が表示されますのでタップ。
「外付けGPSを使用」にチェックを入れる
ここにチェックを入れて、外部気圧計を使用にもチェックを入れておけば設定完了!
XC Track上での表示
表示項目はもちろん様々ですが、ポイントは、
- 上部にBluetoothマークが表示され、青の電池マークでXC Tracerの電池残量も表示されている
- XC Tracer内のバリオセンサーの数値がXC Track上で表示される
これでスマホ/タブレットとXC Trackのコンビネーションも信頼できるフライトコンピューターに進化!!
XC Trackのご紹介はまた別記事で・・・そのうち。
コメント